損益計算書(PL)とバランスシート(BS)をやさしく理解する✍️
― 投資判断にどう活かす? ―
企業分析をするうえで避けて通れないのが、
- 損益計算書(PL)
- バランスシート(BS)
「難しそう」と感じるかもしれませんが、
実はポイントを押さえればとてもシンプルです。
まずは損益計算書(PL)から
損益計算書とは、
会社がどのように利益を出したかを表す書類です。
流れはとても単純です。
① 売上高
まずは会社がどれだけ商品やサービスを売ったか。
これがスタート地点です。
② 売上総利益(粗利)
売上から「売るためにかかった原価」を引いたものです。
売上 - 売上原価 = 売上総利益
ここで分かるのは、
「商品そのものの儲けやすさ」です。
③ 営業利益
さらに、
- 人件費
- 広告費
- 家賃
- 管理費用
などを引いたものが営業利益です。
これは
本業でどれだけ稼げているかを示します。
④ 経常利益
営業利益に、
利息収入や為替差益などの営業外損益を加減したものです。
これは
会社全体としての実力を表します。
⑤ 当期純利益
最後に税金を支払った後に残るのが当期純利益です。
これが
最終的に会社に残った利益です。
投資家が注目するポイント✨
実は、
PERやROEの計算のベースになるのは
この「当期純利益」です。
つまり、
✔ 株価が割安かどうか
✔ 資本効率が良いかどうか
を判断する基準になるのが、最終利益なのです。
次にバランスシート(BS)✍️
バランスシートは、
会社の財産と借金の状態を表す書類です。
イメージとしては、
「会社の体力測定表」です。
資産🌼
左側には「会社が持っているもの」が並びます。
しかも、
現金化しやすい順番に並んでいるのが特徴です。
流動資産
1年以内に現金化できるもの。
- 現金
- 売掛金
- 在庫
などです。
固定資産
すぐには現金化できないもの。
- 建物
- 機械
- 土地
- 投資
などが含まれます。
BSの右側:負債と純資産
右側は、
- 負債(借金)
- 純資産(自己資本)
で構成されています。
流動負債
1年以内に返済しなければならない借金。
固定負債
1年以上かけて返済する借金。
純資産
株主から預かったお金や、
これまでに積み上げた利益です。
ここが厚い会社ほど、
財務が安定していると言えます。
重要な指標:流動比率🌼
流動比率 = 流動資産 ÷ 流動負債
これは、
「短期的な支払い能力があるか?」
を確認する指標です。
100%を超えていれば、
ひとまず短期の支払いには問題ないと考えられます。
PLとBSはセットで見る
PLは「儲ける力」
BSは「財務の安定性」
どちらか一方ではなく、
両方をセットで見ることが大切です。
例えば、
- 利益は出ているが借金が多い会社
- 利益は少ないが財務は健全な会社
同じ「黒字企業」でも中身は全く違います。
まとめ
✔ PLは「利益の流れ」を見る
✔ BSは「会社の体力」を見る
✔ PER・ROEは当期純利益が基準
✔ 流動比率で短期安全性を確認
最初は難しく感じますが、
仕組みが分かると企業分析は一気に面白くなります。
数字は怖いものではなく、
会社のストーリーを教えてくれる材料です。
少しずつ慣れていきましょう。🌷

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